・仮想通貨ってたくさん種類があるけど何が違うのかな?
・それぞれの特徴や使用用途、将来性が知りたいな
こんな悩みに答えます。
仮想通貨は現状、約20,000種類あります。
その中でも今回は、将来性の期待できる時価総額TOP20の銘柄の価格、最高値、使用用途などをまとめました。
仮想通貨にはビットコイン以外にも数多くのアルトコインがありますが、それぞれの通貨の使用用途や特徴などは意外と知られていないのではないでしょうか。
各通貨の特徴を知ることで、将来性やリスクを考えたり、取引するための判断材料となります。
・たくさんのアルトコインがあることは知っているけど、よくわからずに買っている
・これから購入してみたいからまずどんな通貨があるか知りたい
といった方はぜひご覧ください。
仮想通貨の各銘柄の価格や特徴一覧【時価総額TOP20】
通貨銘柄 | 価格 | 最高値 | 国内取引所での取扱い | 特徴・使用用途 |
---|---|---|---|---|
Bitcoin(BTC) | ¥2,631,260 | ¥8,797,848 | bitbank, GMOコイン, bitFlyer, coincheckなど | 決済・価値の保存 |
Ethereum(ETH) | ¥196,022 | ¥625,624 | bitbank, GMOコイン, bitFlyer, coincheckなど | 分散型アプリケーション開発 |
Tether(USDT) | ¥127.9 | ¥155 | – | ステーブルコイン(米ドル連動) |
BNB(BNB) | ¥38,964 | ¥88,367 | – | Binanceという仮想通貨取引所のプラットフォームトークン |
USD Coin(USDC) | ¥127.9 | ¥301 | – | ステーブルコイン(米ドル連動) |
XRP(XRP) | ¥49.7 | ¥491 | bitbank, GMOコイン, bitFlyer, coincheckなど | 決済・送金 |
Binance USD(BUSD) | ¥127.9 | ¥142 | – | ステーブルコイン(米ドル連動) |
Cardano(ADA) | ¥43.9 | ¥396 | bitbank, GMOコインなど | 分散型アプリケーション開発 |
Dogecoin(DOGE) | ¥11.0 | ¥94 | bitbank, GMOコインなど | ネタコイン(ミームコイン) |
Polygon(MATIC) | ¥124.1 | ¥374 | bitbank | 分散型アプリケーション開発 |
Solana(SOL) | ¥2,910 | ¥33,261 | GMOコイン | 分散型アプリケーション開発 |
Polkadot(DOT) | ¥795.2 | ¥7,035 | bitbank, GMOコイン, bitFlyer, coincheckなど | 相互運用性 |
Litecoin(LTC) | ¥11,425 | ¥52,816 | bitbank, GMOコイン, bitFlyer, coincheckなど | 決済・価値の保存 |
Shiba Inu(SHIB) | ¥0.00137 | ¥469 | – | ネタコイン(ミームコイン) |
TRON(TRX) | ¥8.3 | ¥38 | BitPoint、Huobi Japan、DMM Bitcoin | 分散型アプリケーション開発 |
Dai(DAI) | ¥127.9 | ¥0 | bitbank, GMOコイン | ステーブルコイン(米ドル連動) |
Avalanche(AVAX) | ¥2,235 | ¥18,701 | bitbank, DMM Bitcoin | 分散型アプリケーション開発 |
Uniswap(UNI) | ¥858.6 | ¥5,752 | – | UniSwap(DEX)のトークン |
Wrapped Bitcoin(WBTC) | ¥2,669,409 | ¥20,743,064 | – | ステーブルコイン(BTC連動) |
Cosmos(ATOM) | ¥1,658 | ¥5,716 | GMOコイン | 分散型アプリケーション開発 |
ビットコイン・アルトコインの選び方のポイント
ここでは僕自身が、仮想通貨を購入する際にどのような観点で選んでいるかを紹介します。
仮想通貨やブロックチェーン界隈だとDYOR(Do Your Own Research:自分自身で調べましょう)だと言われますが、調べる際の観点として少しでも参考になればと思います。
- 特徴や使用用途をチェック
- 価格や時価総額などの伸びしろをチェック
- ブロックチェーンの利用状況・開発状況をチェック
①特徴や使用用途をチェック
まずその通貨がどういった特徴・使用用途なのかをチェックしましょう。
具体的には下記のような感じです。
- どのブロックチェーンを利用しているのか
- そのブロックチェーンはどんな特徴や思想があるのか
- そのチェーン上の通貨はどのように使われるか
例えばETH(イーサ)を例に上げると、最低限下記のようなことをまずは認識できると良いです。
ETH(イーサ)はEthereumチェーン上で発行される通貨で、チェーン上の手数料として使用されたり、チェーン上のアプリケーションで利用されています。Ethereumチェーン自体は分散性が高いことや、スマートコントラクトにより様々なアプリケーションの開発が可能なプラットフォームです。
気になる通貨は購入する前にまずどんなコインなのかを簡単にでもイメージできると良いかと思います。
②価格や時価総額などの伸びしろをチェック
現在価格と最高値がどのくらい差があるか、時価総額の伸びしろはありそうかチェックしておくと良いでしょう。
例えばビットコインは、過去に1BTC=770~800万円(為替レートにより変動します)あたりまで上昇しましたが、現在は200万円台を推移しています。過去の最高値まで戻ると仮定すると、今の価格から3倍ほどの上昇が見込める、というわけです。
③ブロックチェーンの利用状況・開発状況をチェック
ブロックチェーンは、やはり実際にプロジェクトに利用されたり、開発が行われることで発展していきます。
そのため、気になったコインやブロックチェーンで、どのようなプロジェクトが進んでいるか行われているかや、どんなアプリケーションやサービスが作られているかを調べてみると良いです。
例えば、EthereumやPolygonチェーンは、NFTの売買ができるOpenSeaというマーケットプレイスで用いられています。NFTも一台ブームになり多くの人が取引を行い、2021年1月の前半だけで合計取引高は約27億ドルにものぼったと言われています。
上記の状況を把握できれば、多くの人が取引していることがわかるかと思います。
それだけ需要があることが考えられ、価格の上昇も見込みやすいですし、実際に通貨としても利用しやすくなると思います。
Bitcoin(BTC):ビットコイン
通貨銘柄 | 価格 | 最高値 | 国内取引所での取扱い | 特徴・使用用途 |
---|---|---|---|---|
Bitcoin(BTC) | ¥2,631,260 | ¥8,797,848 | bitbank, GMOコイン, bitFlyer, coincheckなど | 決済・価値の保存 |
- 時価総額不動の一位
- 発行量が決まっており、希少性が高い(そのため「デジタル・ゴールド」とも呼ばれる)
- ビットコインを法定通貨にする国も出てきており、今後の需要も見込まれる
言わずと知れた代表的な仮想通貨で、初めて作られた仮想通貨です。
ビットコインは、国の管理に縛られず全世界共通の通貨なので、国際的な支払いや送金手段として利用されています。
また、ビットコインは発行枚数が決められているため、希少価値が高く「デジタルゴールド」とも呼ばれ、価値の保存としても使われています。
時価総額は常に一位で流動性も高く、初心者はまずビットコインから買うのが良いかなと思います。
これまでの最高値は1BTC=約880万円で、今後1,000万円に届くとも言われており、今後も主要な通貨になりそうですね。
僕自身も、ビットコインの積み立て投資をしています。
Ethereum(ETH):イーサリアム
通貨 銘柄 | 価格 | 最高値 | 国内取引所での取扱い | 特徴・使用用途 |
---|---|---|---|---|
Ethereum(ETH) | ¥196,022 | ¥625,624 | bitbank, GMOコイン, bitFlyer, coincheckなど | 分散型アプリケーション開発 |
- 時価総額第2位の通貨
- スマートコントラクトを実装でき、分散型アプリケーションやDeFiなど幅広いプロジェクトで利用されている
- レイヤー2と呼ばれるイーサリアムを補完するようなブロックチェーンの開発も盛んに行われていて、もはやインフラに近い
Ethereum(ETH)はスマートコントラクト(自動契約・実行される仕組み)を用いて、分散型アプリケーションを構築できるブロックチェーンです。
最近話題のNFTや、そのマーケットプレイスであるOpenSeaなどもイーサリアムを用いて開発されています。
Web3.0などでこれから出てくるアプリやゲーム、NFTなどの多くもイーサリアムチェーン上で開発されていくでしょう。
つまりイーサリアムはWeb3.0における、インフラとしての役割に近いようなイメージになりますね。とても重要なブロックチェーンであり、通貨で、個人的に最も注目している仮想通貨です。
Tether(USDT):テザー
通貨銘柄 | 価格 | 最高値 | 国内取引所での取扱い | 特徴・使用用途 |
---|---|---|---|---|
Tether(USDT) | ¥127.9 | ¥155 | – | ステーブルコイン(米ドル連動) |
- 代表的なステーブルコインで、Tether社によって発行されている
- 法定通貨を担保に発行されている
- 国内取引所での取扱いはないが、海外取引所だとごく当たり前に使われている通貨
TetherはUSDTと呼ばれる仮想通貨で、1USDTは1米ドルに対応している、いわゆるステーブルコインと言われるものです。
Tether Limited社が発行しています。
基本的には仮想通貨版のドルのイメージで、ビットコインやアルトコインでの売買で利益確定する際に利用したりします。
国内の取引所では取扱いがないですが、海外取引所では取引や決済などに使用される代表的なステーブルコインですね。
BNB(BNB):バイナンスコイン
通貨銘柄 | 価格 | 最高値 | 国内取引所での取扱い | 特徴・使用用途 |
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BNB(BNB) | ¥38,964 | ¥88,367 | – | Binanceという仮想通貨取引所のプラットフォームトークン |
- 世界最大の仮想通貨取引所Binanceが発行している
- Binanceでの手数料や、IDO・IGOへの参加でも利用される
- イーサリアムチェーンよりもガス代が低く、処理速度も早いため使い勝手が良い
バイナンスコイン (BNB)は、海外取引所であるBinanceが発行している仮想通貨で、取引所上での手数料として使われたり、プラットフォーム上のサービスを利用するためのトークンです。
バイナンスコインはBSC(バイナンススマートチェーン)というスマートコントラクトを実装したブロックチェーンの基軸通貨にもなっています。BSCはイーサリアムチェーンと比較して、ガス代(手数料)の低さ・処理速度に定評があります。
BSC上でのDeFi・DAppsが多数開発されており、ブロックチェーン全体の取引量としては、イーサリアムに次ぐ存在となっており、今後の拡大にも一段と期待がされています。
Binance自体も世界最大の仮想通貨取引所なので、ユーザーとしてはBNBを持っていると何かと便利ですね。
USD Coin(USDC):ユーエスディーコイン
通貨銘柄 | 価格 | 最高値 | 国内取引所での取扱い | 特徴・使用用途 |
---|---|---|---|---|
USD Coin(USDC) | ¥127.9 | ¥301 | – | ステーブルコイン(米ドル連動) |
- 代表的なステーブルコインで、サークル社・Coinbaseによって発行されている
- 法定通貨を担保に発行されている
- USDTと比べて透明性・信頼性が高いとされている(準備金の構成が現金と米国債メインのため)
USD Coin(USDC)は、USDT同様に1米ドルに対応している、いわゆるステーブルコインです。サークル社と大手取引所であるCoinbaseによって発行されており、USDTとの主な違いは発行機関となります。
USDTのほうが、比較的知名度が高く、購入できる取引所も多いですが、最近はUSDCのほうが信用度が高いといった認識が広まり人気が出てきているステーブルコインです。
ステーブルコインはUSDT一強でしたが、徐々に他のステーブルコインも増えてきています。このあと他のステーブルコインも紹介します。
XRP(XRP):リップル
通貨銘柄 | 価格 | 最高値 | 国内取引所での取扱い | 特徴・使用用途 |
---|---|---|---|---|
XRP(XRP) | ¥49.7 | ¥491 | bitbank, GMOコイン, bitFlyer, coincheckなど | 決済・送金 |
- 送金手数料・速さが魅力のコイン
- 国内取引所での取扱いも多く比較的取引しやすい通貨
- 価格は最高値の1/10ほどになっており、最高値まで戻すとすると今後の伸びしろ・チャンスが大きい
XRP(リップル)は、送金や決済に特化した仮想通貨として有名です。
特に送金手数料が安く、しかも送金速度が早いため、かなり使い勝手の良い通貨だと考えています。
海外取引所でしか取扱いのない通貨を購入しようとすると、一度国内取引所で通貨を購入→海外取引所に送る→目的の通貨を購入という流れを経る必要があります。
その際に国内取引所→海外取引所への送金に利用する通貨としても良く利用しています。
イーサリアムなどは比較的送金に時間がかかりますが、リップルはダントツで早いのがすごく魅力的ですね。
Binance USD(BUSD):バイナンスユーエスディー
通貨銘柄 | 価格 | 最高値 | 国内取引所での取扱い | 特徴・使用用途 |
---|---|---|---|---|
Binance USD(BUSD) | ¥127.9 | ¥142 | – | ステーブルコイン(米ドル連動) |
- 代表的なステーブルコインで、Binanceよって発行されている
- 準備金が現金メインとなっており、安全性が比較的高いとされている
- Binance上で取引する場合手数料がかからないといったメリットもある
BUSD は、USDT、USDCと同じくドルペッグのステーブルコインの1つです。
発行機関はその名の通り、Binanceで、仮想通貨取引所での取引や決済などに使用されます。
BSC上のメインステーブルコインで、担保資産もほぼ100%ドルとのことで、信頼性の比較的高いステーブルコインと言われています。
ステーブルコインは代表的な3つ(USDT、USDC、BUSD)に分散して持っておくほうがリスクを抑えることができそうですね。
Cardano(ADA):エイダ
通貨銘柄 | 価格 | 最高値 | 国内取引所での取扱い | 特徴・使用用途 |
---|---|---|---|---|
Cardano(ADA) | ¥43.9 | ¥396 | bitbank, GMOコインなど | 分散型アプリケーション開発 |
- Cardanoはスマートコントラクトを備えた分散型アプリケーションのためのプラットフォームとして開発されている
- Cardanoチェーン上のネイティブトークンがADA(エイダ)
- イーサリアムキラーの1つで、イーサリアムと比べガス代が安い・処理能力が高いなどの特徴がある
Cardano(ADA)はオンラインカジノ「カルダノ」で使用される通貨で、カルダノチェーンはイーサリアム同様にスマートコントラクトを実装でき、分散アプリケーションの開発に使用されます。
カルダノは「イーサリアムキラー」と呼ばれる、イーサリアムと比較して処理能力が高い、取引手数料(ガス代)が安いなどの強みを持ったブロックチェーンの1つです。
カルダノはイーサリアムキラーの中でも時価総額TOP10に入っている期待値の高い仮想通貨ですね。
Dogecoin(DOGE):ドージコイン
通貨銘柄 | 価格 | 最高値 | 国内取引所での取扱い | 特徴・使用用途 |
---|---|---|---|---|
Dogecoin(DOGE) | ¥11.0 | ¥94 | bitbank, GMOコインなど | ネタコイン(ミームコイン) |
- ビットコインやライトコインを元に作られたネタコイン
- 発行枚数に上限がなく流通量が多い
- 決済や投げ銭、寄付などにも用いられる
Dogecoin(DOGE)はビットコインやライトコインを元に作られたネタ通貨で、ミーム(冗談)コインの1つとなっています。
一方で、時価総額で言えばTOP10に入るほど影響力の大きいコインでもあります。
時価総額がこれほどに高い要因としては、発行枚数に上限がなく流通量が多いことや、テスラCEOのイーロン・マスク氏がSNSでたびたび話題にしたりなど、熱狂的なファンが多いことも特徴です。
実際の使用用途としては、決済や寄付・投げ銭に用いられます。
ボラティリティも大きいので、上手く価格上昇に乗れると利益出しやすい銘柄でもありますね。
Polygon(MATIC):マティック
通貨銘柄 | 価格 | 最高値 | 国内取引所での取扱い | 特徴・使用用途 |
---|---|---|---|---|
Polygon(MATIC) | ¥124.1 | ¥374 | bitbank | 分散型アプリケーション開発 |
- Polygonチェーン上のネイティブトークンがMATIC
- イーサリアムのサイドチェーンで、処理スピードが早く・ガス代が安いなどの特徴がある
- NFTマーケットプレイスやブロックチェーンゲームなど、様々なアプリケーションに・プロジェクトに用いられている
Polygon(MATIC)は、Ethereumのスケーラビリティを改善するためのブロックチェーンネットワークで、スマートコントラクトの開発や取引などに使用されます。
特にOpenSeaなどのNFTマーケットプレイスで活用されており、イーサリアムチェーンを利用するよりも、安価にNFTの売買ができるのでかなり重宝されています。
NFTやブロックチェーンゲームなど、様々なプロジェクトで今後も活用の幅が広がっていきそうです。
Solana(SOL):ソラナ
通貨銘柄 | 価格 | 最高値 | 国内取引所での取扱い | 特徴・使用用途 |
---|---|---|---|---|
Solana(SOL) | ¥2,910 | ¥33,261 | GMOコイン | 分散型アプリケーション開発 |
- スマートコントラクトを備えた分散型アプリケーションのためのプラットフォームとして開発されている
- イーサリアムキラーの1つで、イーサリアムと比べガス代が安い・処理能力が高いなどの特徴がある
- STEPNを始めとしたMove to Earnや様々なDeFiで利用されている
Solana(SOL)は、ADA同様にイーサリアムキラーと呼ばれるブロックチェーンで、スマートコントラクトが実装できブロックチェーンアプリケーションの開発に用いられています。
Move to EarnのSTEPNで使用されたブロックチェーンとして、知った方も多いのではないでしょうか。
現在は価格が低迷中ですが、今後も様々なプロジェクトで利用されることで伸びしろが期待できるブロックチェーンだと思います。
Polkadot(DOT):ポルカドット
通貨銘柄 | 価格 | 最高値 | 国内取引所での取扱い | 特徴・使用用途 |
---|---|---|---|---|
Polkadot(DOT) | ¥795.2 | ¥7,035 | bitbank, GMOコイン, bitFlyer, coincheckなど | 相互運用性 |
- 様々なブロックチェーン同士をつなぎ、相互運用できる分散型のWeb(Web3.0)を実現するためのチェーン
- 日本発のブロックチェーンであるAstarNetworkもPolkadotに接続している
- セキュリティ性能も高く、今後も多くのプロジェクト・チェーンがPolkadotを利用して開発が進むことが期待されている
Polkadotは相互運用性を高めWeb3.0の世界を実現するためのブロックチェーンです。
渡辺創太さんがファウンダーの日本発ブロックチェーン「AstarNetwork」がパラチェーンに接続しており、様々なプロジェクトも動いていますね。
相互運用性は非常に重要な部分なので、それを発展させるプロジェクトとして、個人的にとても注目しているブロックチェーンです。
Litecoin(LTC):ライトコイン
通貨銘柄 | 価格 | 最高値 | 国内取引所での取扱い | 特徴・使用用途 |
---|---|---|---|---|
Litecoin(LTC) | ¥11,425 | ¥52,816 | bitbank, GMOコイン, bitFlyer, coincheckなど | 決済・価値の保存 |
- ビットコインに次いで長い歴史を持つ仮想通貨で、比較的高い知名度を持つ
- ビットコインのソースコードをベースに作られており、Bitcoin(金)に対して、Litecoin(銀)をモチーフとされている
- 仮想通貨のスケーラビリティ問題を解決するために作られたチェーン
Litecoinはビットコインのソースコードをベースに作られた通貨で、歴史的にも長い通貨です。
Bitcoinは発行量が2,100万枚と決まっているのに対し、Litecoinはその4倍の8,400万枚と決まっています。
Bitcoinのほうが希少性が高く、Bitcoinはデジタルゴールド(金)に例えられますが、LiteCoinは銀に例えられることがあります。
国内の多くの取引所で取扱いがあり、比較的取引しやすい通貨です。
Bitcoin同様に半減期も存在し、そのタイミングで価格が上昇しやすいのも似ていますね。
Shiba Inu(SHIB):シバイヌ
通貨銘柄 | 価格 | 最高値 | 国内取引所での取扱い | 特徴・使用用途 |
---|---|---|---|---|
Shiba Inu(SHIB) | ¥0.00137 | ¥469 | – | ネタコイン(ミームコイン) |
- DogeCoinに並ぶ、ネタコインの1つ
- 発行枚数に上限がなく流通量が多い
- DogeCoin同様にボラティリティが大きく、イーロン・マスク氏のツイートなどでも大きく上下する
Shiba InuはDogeCoinに並ぶ、ネタコインですね。
イーロン・マスク氏が下記のようなツイートをしたりなど、SNSで話題となるたびに価格が大きく変動するので、かなり特殊なコインだと思います。
Dogecoin同様に上手に売買できれば大きな利益が見込める銘柄ですね。
逆に損失も膨らみやすいので注意しておきましょう。
TRON(TRX):トロン
通貨銘柄 | 価格 | 最高値 | 国内取引所での取扱い | 特徴・使用用途 |
---|---|---|---|---|
TRON(TRX) | ¥8.3 | ¥38 | BitPoint、Huobi Japan、DMM Bitcoin | 分散型アプリケーション開発 |
- TRXはデジタルコンテンツの配信・所有ができる分散型プラットフォームTRONで使用される通貨
- イーサリアム同様にスマートコントラクトを実装でき、dApps開発が可能
- TVLが、イーサリアム・BSCに次ぐ3位となり、さらなる上昇が期待されている
TRONはデジタルコンテンツに特化した分散型プラットフォームで、そこで使用される基軸通貨がTRXです。
TRONはコンテンツをYouTubeのような広告モデルではなく投げ銭モデルで提供するプラットフォームで、そこでの決済にTRXが利用されます。
SNSやYouTubeなどWeb2.0などの広告モデルに比べて、中間マージンが取られない設計なのでクリエイターにも優しいです。
Web3.0にかけてこういった仕組みのプラットフォームが増えてくると良いですね。今後の需要も大きそうです。
Dai(DAI):ダイ
通貨銘柄 | 価格 | 最高値 | 国内取引所での取扱い | 特徴・使用用途 |
---|---|---|---|---|
Dai(DAI) | ¥127.9 | ¥0 | bitbank, GMOコイン | ステーブルコイン(米ドル連動) |
- ステーブルコインの1つで、MakerDAOが発行している
- 暗号資産を担保に誰でも発行することが可能
- 特定の組織(中央集権的)の発行するUSDTやUSDCといったステーブルコインと異なり、MakerDAOという自立分散組織によって発行される分散型ステーブルコインであることが特徴
DAIはMakerDAOが発行しているドルペッグのステーブルコインです。
USDTやUSDCといった法定通貨担保のステーブルコインと異なり、暗号資産を担保に発行しているのが特徴です。
USDCなどのように法定通貨担保型が安全と言われてたりもしますが、非中央集権的で誰でも発行できるという点はメリットになりますね。
Avalanche(AVAX):アバランチ
通貨銘柄 | 価格 | 最高値 | 国内取引所での取扱い | 特徴・使用用途 |
---|---|---|---|---|
Avalanche(AVAX) | ¥2,235 | ¥18,701 | bitbank, DMM Bitcoin | 分散型アプリケーション開発 |
- Avalancheはスマートコントラクトを採用しており、DeFiに特化したブロックチェーン
- CardanoやSolana同様にイーサリアムキラーの1つ
- 相互運用性があり、イーサリアム上のアプリケーションをアバランチ上でも利用可能で拡張性が高い
Avalancheは、他のブロックチェーンとの相互運用ができる”インターオペラビリティ機能”を備えたブロックチェーンです。
特にEVM(イーサリアムバーチャルマシン)との互換性があるため、イーサリアム上のアプリケーションをAvalancheでも利用することができるため、利便性や拡張性という点でも期待がされています。
2023年に入り、AvalacheとAmazon AWSとの提携が話題になり、価格も大きく上昇しました。今後更に期待されるブロックチェーンになりそうです。
Uniswap(UNI):ユニスワップ
通貨銘柄 | 価格 | 最高値 | 国内取引所での取扱い | 特徴・使用用途 |
---|---|---|---|---|
Uniswap(UNI) | ¥858.6 | ¥5,752 | – | UniSwap(DEX)のトークン |
- Uniswapは中央管理者を必要としない分散型取引所(DEX)の1つ
- イーサリアムを用いて開発されているDEXで、分散性が担保されているため、比較的安全性が高い
- UNIはUniswap内のガバナンストークンで、dAppsにおける様々な方針を決める際に投票券のような役割を果たす
Uniswapは中央管理者を必要としない分散型取引所(DEX)の1つで、最も取引量の多いDEXです。
UNIはUniswapで利用されるガバナンストークンです。Uniswap自体が取引量が多く、需要の多いプラットフォームなので必然的にそのトークンであるUNIにも需要が集まるのではないかと考えています。
今後はCEXのような中央集権取引所ではなく、DEXの利用者がより増えていくと考えられるので、それに伴ってUNIの価格上昇にも期待しています。
Wrapped Bitcoin(WBTC):ラップドビットコイン
通貨銘柄 | 価格 | 最高値 | 国内取引所での取扱い | 特徴・使用用途 |
---|---|---|---|---|
Wrapped Bitcoin(WBTC) | ¥2,669,409 | ¥20,743,064 | – | ステーブルコイン(BTC連動) |
- WBTCは仮想通貨担保型のステーブルコインで、BTCの価格と連動する
- イーサリアムブロックチェーンのDeFiで利用することができる
- BTCは本来イーサリアム上のDeFiで利用できないが、それを利用できる形に変えたような通貨
WBTC(ラップドビットコイン)は仮想通貨担保型のステーブルコインで、BTCの価格と連動します。
これまで紹介してきたステーブルコインは基本的に米ドル連動のものが多かったですが、今回はビットコイン連動のステーブルコインです。
基本的にはDeFiで異なるチェーン同士で通貨のやり取りはできなかったのですが、それできる形に変えたのがWBTCです。
WBTC以外にもWETH(ラップドイーサ)など、DeFi上で運用できるかたちにしたコインなども存在しますね。いろいろ調べてみると面白いです。
Cosmos(ATOM):コスモス
通貨銘柄 | 価格 | 最高値 | 国内取引所での取扱い | 特徴・使用用途 |
---|---|---|---|---|
Cosmos(ATOM) | ¥1,658 | ¥5,716 | GMOコイン | 分散型アプリケーション開発 |
- Cosmosは「インターネット・オブ・ブロックチェーン」というコンセプトを掲げ、異なるブロックチェーン同士を繋ぐためのブロックチェーン
- Cosmos上のネイティブトークンをATOM(アトム)という
- ポルカドット(DOT)同様に、相互運用性を持たせ、スケーラビリティ問題を解決することを目指している
Cosmosは異なるブロックチェーン同士をつなぐブロックチェーンで、CosmosのネイティブトークンをATOM(アトム)といいます。
類似のブロックチェーンにPolkadotがありますが、CosmosとPolkadot同士も接続できることが確認できています。
それぞれは競合関係にあるという話もありましたが共存できることになり、双方を接続することで利便性や相互運用性が上がることも期待されます。
ブロックチェーンの相互運用性の問題は引き続きあると思うので、これらのプロジェクトに期待ですね。
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